☆ホワイトハッカーとは?
ホワイトハッカーとは、コンピュータやネットワークに関する高度や知識や技術を持つ者を指す呼び名であり。
「ハッカー」のうち特にその技術を善良な目的に活かす者のことを指す名前だそうです。
元々は「ハッカー」という呼び名には、良い悪いなどに関するニュアンスは含まれていなかったそうです。
しかし、世間のイメージとしては、ハッカーといえばコンピュータシステムに不正に侵入したり。
プログラムを不正に改変したり破壊したりといった悪行を重ねるイメージが残念ながらあります。
ホワイトハッカーという呼び方は、私たち一般の人たちでも分かりやすく、悪意ある活動ではなく。
善意のもとに活動するハッカーという意味を明示するために用いられているそうです。
因みに、ホワイトハッカーのように善意によってハッキング技術を駆使する人達の事を。
「ホワイトハット」と呼ぶこともあるそうです。
☆ホワイトハッカーとは逆の立場のハッカーとは?
ホワイトハッカーとは逆に、世間のイメージ通りに悪意をもってコンピュータシステムへの侵入や。
攻撃などを行うハッカーの事を「クラッカー」と呼ぶ場合が多いそうです。
クラッカーとは不正行為を行う者全般を指す名前であり。
ハッカーの様に高度な知識や技術を持っていない者の呼び名だそうです。
ハッカーの呼び名にふさわしい技術と知識を備えたクラッカーは「ブラックハット」と呼ばれることもあります。
さらに、高度な知識や技術を備えていないが、クラッカーの行動を模倣して(既存のツールなどを用いて)。
不正行為を行おうとする者を「スクリプトキディ」などと呼ぶこともあるそうです。
☆ホワイトハッカーの年収とは?
ホワイトハッカーの年収は1000万以上と言われています。
しかしながら、採用形態が任期制(契約社員のような形)と言う事で人によっては年収が多少上下するそうです。
扱いとしては、国家公務員の扱いとなるそうで、非常に魅力的な職業であると言えます。
ですが、高度な技術や知識を必要とするため1000万以上が高いか?と言われると少ないのかもしれません。
これほどの技術や知識があれば一般企業でも、その位は頂けると思いますし。
責任もやはり大きいのではないでしょうか?
目指すからには少しばかり覚悟が必要になるかもしれません。
☆ホワイトハッカーになるための勉強法とは?
1 セキュリティ
2 OS (◦Linuxとカーネル ◦アセンブラ ◦コンピュータの仕組み ◦リバースエンジニアリン)
3 プログラミング言語 (◦低レイヤ言語であるC/C++の理解(ただしメインの作業言語ではない) ◦生産性の高いメインの作業言語,例えばPython ◦Lisp)
4 情報共有 (◦Webで発信 ◦上手な人から技を盗む)
5 オープンソースへのコミット
6 コードリーディング
7 自動化
8 性格 (◦問題解決意識 ◦粘り強さ)
9 英語 ◦技術的な文書の読み書き (◦コードの読み書き ◦当たり前の作業言語として使いこなすこと)
10 数学 ◦論理的な思考力 (◦集合やブール代数,グラフ理論など,抽象的な構造をうまくあつかう知識)
11 法令・コンプライアンス
調べた限りでは、習得しておいた方が良い知識はざっとこれだけありました…
パソコンの知識がある方でも少し苦労しそうな感じですね…
☆ホワイトハッカーになるための技能要件
ホワイトハッカーの募集要件には以下の能力を有する方が対象のようです。
1 IT関係の高専卒または大卒
2 IT、セキュリティの分野での研究実績があるか、実務経験5年以上 or 情報処理術者試験と同等以上のIT、セキュリティ関係の資格保持者
3 英語能力
この3点のどれが欠けてもだめだそうです、しかし何か突出するなにかがあればもしくわ…
☆ホワイトハッカーに日本人はなれるの?
ずばり日本人でもホワイトハッカーになれます。
日本人のホワイトハッカーとして有名なのは下村務ではないでしょうか。
映画みたいな話なのですが、90年代前半。
FBIが追っていた全米指名手配の史上最悪のクラッカーであるケビン・ミトニック
彼とインターネットを舞台に激しい戦いを繰り広げたという人物です。
実際にテイクダウンという本になり、これを原作としてザ・ハッカーという映画にもなりました。
すごい方なので、ハッカーを目指す方はぜひ知っていただきたいです。
☆まとめ
ホワイトハッカーになるには高度な技術と知識が必要になりますが。
日本ではハッカーの人材が足りていないとの事なので目指すにはチャンスでもあります。
国防に関われるなど非常に夢のあるお仕事でかっこいいと思うので。
目指される方はぜひ頑張ってほしいです!
最後まで読んで頂いてありがとうございました!またよろしくお願いします!
コメント
コメント一覧 (2)
クラッカー=高度な知識や技術を持っていない者の呼び名ではありません。この定義に当てはまるものは、「スクリプトキディ」です。高度な知識、技術を持たずに他人が作ったツールでクラッキングをする者のことを指します。
クラッカー=ブラックハットであり、かなり高度な技術を持った者もいます。